店での再会

kesera

2012年07月17日 09:56

店で出会ったお客様たち、幾度と足を運んで下さるといつしか自然と友となる。

店をやってるとそういう出逢いが一番の宝物になり、生き甲斐になってくる。

しかし、そういう人たちも ホーチミンでの生活は仮住まいであり、いつしか仕事の任期を終えてホーチミンを離れてく。

自分のホームに帰っていく人もいれば、スライド転勤で他の国へ行く人も多い。

出逢いがあれば別れもあるのだけど、せっかく仲良くなった友が去ってしまうのは本当に寂しい。

きっと又会える!またアジアのどっかできっと会えるでしょう、それまでお元気で!と再会を近い、おそらく二度と会えないというパターンもある中、店を構えている限り再会する確立も高くなるわけで、出戻りの友はふら〜っと突然店に顔を出してくれることが多い。

ホーチミンに戻って既に5回も再会があったんだから本当に考えさせられるよ、店を続ける事の意義 出戻りで訪ねてくださる皆さんのためにホスピタリティーを持って温かく迎え入れること とても大事なのだと思った。

昨日 店に顔を出す予定はなかったが 東京へ再就職となったバスケ仲間が携帯にメッセージをくれたので店で会う事になった。

2年近く会っていないのにまったく距離感を感じさせない、おそらくフェースブックで常にお互いの近況を知ってるせいであろう。

店があるとそういう仲間に会えるチャンスがぐんと上がる。きっと他の仕事していたら会えなかったかもしれないと思った。

もう1人店を訪ねて来て下さったがいた。私の留守中にご来店くださった方だが大きなどら焼きのお土産を冷蔵庫の中に発見して直ぐに茨城のあの方だとわかった。11ヶ月振りになるだろうか?

スタッフの話によると1週間プライベートで来越中ということだった。

明日また来ますと話していたというので今日は朝から店に張り付くこととしよう。そのために少し早起きをした。

店を続けて2年5ヶ月となる。

正直いろいろ理由あってもう手放そうか?なんて思った事もあったが、やはり続けられるなら続けていたい。

戻って来るみなさんのためにも店を構えること続けることの意義を知った今日この頃。

ケセラは憩いの場であっていたい。

2年プロジェクトと立ち上げた時、今のこの気持ちは全くなかった。なんとかやってけるならやってこう、そう思う。

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